09月
28
2014

【2014年 新居浜市9月議会】一般質問しました/ 2.住友化学での火災事故について

【2014年 9月 新居浜市議会】
動画はこちら→ 「新居浜物語」 http://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/detail.php?lif_id=26632


【岡崎ひろし 一般質問】 2014年9月11日

2.住友化学での火災事故について

【参考資料】住友化学愛媛工場での過去20年間の事故件数…≪消防本部資料≫
sumitomo

6月5日午前2時過ぎに、「住友化学愛媛工場新居浜地区」構内EGS社の外部事業所等から回収した廃棄物等を貯蔵するテント倉庫2棟が全焼しました。
当時、私は入院のため、6月議会で対応できなかったのですが、この件について伺います。

(1) 鎮火に3日間、現場検証が13日後に実施されたという問題
●それぞれ、なぜそんなに時間がかかったのか?
●特に、現場検証が13日後になったのはどうしてか?
市民の中に不安や疑問がございます。
●特に、500本を超える劣化ウランのドラム缶の保管倉庫がどこにあるのかは、私もよくわからないんですけれども、わかれば教えていただきたいと思います。


(2) 「新居浜市火災予防条例」違反について
●危険物の保管について無届けであったこということでございますが、どうしてこういうことになっていたのか?
●取扱責任者は決まっていなかったのでしょうか?

●防火構造に不備があったという問題についてであります。
これも、ご報告いただきたいと。


(3) 今後の対策と親会社の責任についての問題

●今回の問題もホントに初歩的な問題であったわけでございますが、消防としてどう対応されたのか?

●親会社・住友化学の管理・監督責任はどう果たしていたのか?
という点について、伺いたいと思います。


【消防長 答弁】
住友化学構内での火災事故についてお答えいたします。
まず、鎮火までに3日間を要し、また13日後に現場検証が開始された理由についてでございます。

今回、出火した廃棄物倉庫には、第3類の危険物である「禁水性物質」が保管されていたことから、放水による消火活動が行えず、粉末消火薬剤や乾燥砂を用いたことにより、鎮火に至るまで3日間を要しました。

さらに、倉庫内には危険物を含有する廃棄試薬や未開封容器の残がい物等があり、現場検証を行うための安全を確保するため、これらの撤去作業等に13日間を要したものでございます。

また、新居浜構内に「劣化ウラン」が保管されているが影響はなかったのか? についてでございますが、本火災現場とは離れた場所に保管されておりますことから、影響はございませんでした。

次に、「新居浜市火災予防条例」違反となった理由についてでございます。
廃棄物倉庫建設当時は、少量危険物の届出対象には満たない程度の貯蔵量でございましたことから、届け出はございませんでした。
その後、研究機関などからの依頼による危険物を含有する廃棄試薬等の受入れが徐々に増え、条例の届出対象となる貯蔵量に至ったもので、届出に関する認識が不足していたものと考えております。

また、その責任はだれにあるのか? についてでございますが、「火災予防条例」では、「少量危険物等を貯蔵または取り扱うものが届け出なければならない」とされておりますことから、法人の場合、その代表者が責任を負うこととなります。

次に、今後の対策と親会社の責任についてでございます。
まず、当該事業者は、どのような対策をとったのか? についてでございますが、当該事業所で管理するすべての施設において、各法令基準の適合性について総点検を実施するとともに、廃棄物に係る危険物等の貯蔵及び取り扱いに関する管理基準の見直しを行いました。

また、協力事業所等を含めた従業員に対する各法令基準等の保安教育、並びに住友化学との連携強化による保安管理体制の充実強化などの再発防止対策を策定し実施しているとの報告を受けております。

また、住友化学は、親会社として今回の事故をどのように考え、今後指導をどのようにするのか?についてでございますが、住友化学では、今回の事態を重く受け止め、再発の防止と地域住民の信頼回復に向け、工場内すべての関連会社に対し、保安・安全管理における指導や支援の強化を行い、住友化学グループ従業員全員の防災意識の向上と地域の皆様に安心していただける工場の構築を進めていくとの報告を受けております。

最後に、消防の今後の指導についてでございますが、再発防止対策の策定をはじめ、保安教育による人材育成、また、点検時等のリスクアセスメントを行い、適切な操作マニュアルの策定など、事故防止に万全を期するよう指導してまいります。


【岡崎 再質問】
ありがとうございました。
住友化学は、過去の爆発や火災・事故のたびにですね、「親会社としての監督・指導責任を果たす」というふうにその都度、深刻に反省をしていただいたわけでございますが。
また関連会社も含めてですね、安全教育等の徹底等を約束してきたということなんですが、その後の実態は、結局、次々と事故や問題を起こしているということなんですが。
実態は、どうなっていたのでございましょうか?


【消防長 答弁】
岡崎議員さんの再質問にお答えいたします。
これまでも、事故原因にもとづく再発防止対策を策定させてまいりました。
が、施設等の経年劣化や確認不十分などのヒューマンエラーによる事故が発生をいたしております。

危険物施設につきましては、全国的にも非常に、火災事故・流出等の事故が多く発生しているというのが現状でございます。


【岡崎 要望・再質問】
どうもありがとうございました。
≪消防本部の資料≫にもありますように、住友化学における事故は、この20年間で19件起き、そのうち15件が、この最近起きていると、集中しているということでございます。
これらを踏まえて、親会社・住友化学への、消防本部としての事故防止の対策と指導ということについて、さらに力を入れていただきたいと思います。

最後に、大企業の海外進出、国内のリストラ、設備の老朽化、新規採用の抑制、下請け化、不安定雇用等々、安全と技術の伝承がうまくできない条件が広がっております。

事故や災害等に対する現場の力が劣化しているのではないかということが、広く言われているところでございますが、そういう観点からの今後の対策も検討する必要があるのではないかというふうに思いますが、いかがでございましょうか?
労働者

【市長 答弁】
岡崎議員さんの再質問にお答えいたします。
確かに、議員さんがおっしゃるとおり、現場におけるベテラン・熟練工、そういう方がだんだん少なくなっていったということが事故多発しているという一つの原因かもわかりません。

ある住友化学の役員の方にお聞きしておりますと、「現場力」というんですか、それぞれの工場の現場の雰囲気・感覚、そういうふうなもので危険を補完できるというのが、昔そういう人がいたと。
そういう人がだんだん少なくなってきたのも、一つの原因じゃないかというお話を聞いたことがあります。

今後、それぞれの会社に対しまして、そういうふうな現場管理能力の徹底を指導してまいりたいと、このように思っております。

(つづく)

 
 



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